性別適合手術を行ってから4年が経ちました。
手術直後は、ほぉ~と思いながら見たり(写真撮ったり)していたのですが、せっかくなので、図を交えて感覚的なものを説明していこうと思います。
(注意:写真ではありません、イラストです。)

あと、あえて、「痕」ではなく、「跡」という漢字を使っています。

C:クリトリス
V:膣
U:尿道
A:お尻の穴

F:足
L:大陰唇
H:ペニス取り去り跡
S:ペニス切断跡

C:クリトリス

ペニスの先を、神経もそのままに残して、皮膚(S部分)に全体を縫い付けてあります(特に突起があるわけではありません)。
触った感覚としては、亀頭の先っぽの、上側を触られた感覚になります。
もっとも、感覚の強さは以前(手術前)と変わらないので、わりと強い刺激を与えないと、イケません…。

V:膣

一番肝心な部分なのですが、私の場合は、ペニスを反転させる方法で作られていて、穴から少し後ろ向きに入っていく感じです。
…ちなみに、膣の入口部分にも、毛が生えています…。
あと、膣内に指を入れてみた感じなのですが、お尻の穴の中を触っている感じでした。(ヒダヒダじゃなく、のっぺりとしています)。もう一つ、私の場合は、反転法という、ペニスをひっくり返して手術を行っているので、膣内は、全く濡れていないし、自浄作用もないので、たまにの、膣シャワーでの洗浄が必要になってきます(S字結腸法だと、膣内が自然に濡れるそうなのですが…。)。感覚としては、前立腺(手術で取りません)の辺りが、ちょっと気持ちいいでしょうか…。

U:尿道

尿道に関しては、切断したそのままという感じです。
説明すると、膣の上部に尿道がある、というイメージでしょうか…。
手術後よく、おしっこの出し方が分からないなんて言う話を聞くのですが、私の場合は、なんとなく、尿道はここを通っていることを意識していたので、手術後も、違和感なくおしっこをすることが出来ました(我慢できず、もらしたけどね(^-^;;)。

L:大陰唇

大陰唇は、ちょっと小さめでしょうか…。足を閉じると女性器部分はきちんと隠れるのです(H部分も大陰唇の一部という感じです)が、少し開くと、中が見えてしまいます…。もっともおしっこの時は、大陰唇が開くので、まっすぐ(下向きなんだけど少し前気味?)にきちんと出てきます。
ちなみに小陰唇(ビラビラ)は、一応作ってはあるのですが、L部分(大陰唇)のS部分(ペニス切り取り跡)周辺が、小陰唇の役割を担っているような気もします…。

H:ペニス取り去り跡

ペニスをそのまま「えぐった」ような感じで、溝が出来ています。
ちなみに(H)部分には、おケケちゃんは生えていません。
(おケケちゃんが生えているように見えたのは、大陰唇部分の毛でした。)

S:ペニス切り取り跡

(H)の部分とは、ちょっと違うので、分けてあります。この部分は、皮もちょっと薄い感じがします。(イメージ的には、小陰唇の中という感じです。)。
ちなみに、(V)からS全体の長さは、6cmありました。

ちなみに

手術結果は、人によってさまざまだと思います。病院によっても、様々だと思います。
海外で手術をして、失敗して日本で再手術を行ったり、また日本国内の手術で拡張をせずに穴が閉じてしまった、なんて話もよく聞きます。ちなみに私の場合は、毎年、年に一回先生に見せる、という、アフターケア付きです。もっとも、手術に関しては(ホルモンもそうですが)、ホント、よく考えてくださいね(^^)

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