えっとですね…。

前、契約社員で所属していた会社さん(自社の担当者さん)から、お仕事の話が来ました。で、お仕事開始が週明け時の前週末、お仕事先の担当者さんと打ち合わせをしたんです。
その時、私は、女性もののスーツと、長い髪の毛を束ねて、メイクをして行きました。

その打ち合わせの時は、何もなかったのですが…。
(まあ、事情を話してある自社の担当者さんからは、メイクはやめて、美容院に行ってきて、と言われたのですが…)

お仕事初日、メイクはやめたのですが、女性ものパンツスーツと髪の毛縛って…でもって、暑かったので、スーツの上着を脱いでいたんです。

次の日、お仕事先の担当者さんがいらっしゃって、ちょっと話がある、と連れ込まれて…「事情聞きました」だって。お話を聞いてみると、どうやら、初日から、私の格好が問題になったそうです。なんか「男か女かわからない」そうで…。まあ、女もののスーツを着ていたのですが、その下はリクルートブラウスと、さらにその下は、キャミソールで、またさらにその下は、ブラをしていました。
でもって、お仕事先の担当者さん曰く、後ろから見ると、「男性のではない、下着がシャツの下から透けている」、と…。えっ?、ブラは透けていないよね…。まあ、透けているとしたら、キャミソールかな…。なんて思ったのですが。
(ちなみに「後ろが透けている」なんて変な言い方。前側には胸があるので、なぜそれを言ってこない?と思いましたが。)
あとは、初日に情報を登録する機械に入力する機会があったのだけど、お仕事先の職長の前で、どうせ変換しても出てこないだろう名前は私が打って、性別欄…女にしたいなと思いつつ…そのまま(男)にしておきました…。

で、お仕事先の担当者、連絡を受けてびっくりして、うちの会社の担当者に事情を聴いて、「性同一性障害」と、知ったらしいです。

「まあ、(私に了解を得た後)相手先の方に性同一性障害、と伝えておきますけど、果たしてどうなるのか…。あ、実来☆MIkuさんのほうも、下着が透けないよう、スーツの上着を着て隠していただけますか?」
といった具合。私も、この日は上着着ていなかったし、男装は嫌なので、「女性物のスーツでも良いのなら良いですけど…」と伝えておきました。

でもって、担当者さんから脅されたのですが…。
「もしかすると、お仕事先の会社さんが、私をクビにするかもしれないです。男性として書類を出して後から「女性です」というと、ウソになってしまうし。もっとも、後出しで「性同一性障害」だというのも、場合によっては、相手先にヒンシュクを買います」と。
あと、「あらかじめ教えてほしかったです」とも。
(まあ、私の方も、教えてあげたかったですけど…もっとも自社の担当者さんにカミングアウトした限りでは「女として扱うと(悪い意味で)ヤバい」と言われていて、「男」登録されていましたが…)

午前中にそのお話があったのですが、ショックというか、なんか、鬱でむぅ、というか、フラフラになってしまい、帰りたくなったほどでした。まあ、お昼寝して、がんばりましたけど。

ちなみに、お昼寝をしていると、社員さんの席の方から、「性同一性障害と言えばいいと思いやがって…」という文句が聞こえて、その後その人、女性社員さんに、私が女性なのかどうなのか聞いていました。

まあ、その日はずっと考えていたのですが…。
例えば、身体障がい者の方が、障がいを知らせていなくて、現場に来て初めて知った場合、文句言いますか?…GIDも、それと一緒じゃ???、なんて思ってしまったのですが。
また、私はセクハラ防止研修を受けたことあったのだけど、「なかには性同一性障害の方もいらっしゃいます」っていう言葉が印象的だったし…。
派遣先が天下の大企業だったたこともあり、そのあたりはどうなっているの?と、考え込んでしまいました。
またその日の夜、うちの会社の担当者から電話があり、一番心配をされていたのが「せっかく地位を築けているのに、服装などの「性同一性障害」が原因で、一気に奈落の底に落ちてしまうこと。」と言っていました。

そして、次の日。本当は一日お休みをしたかったんだけど、なんかそれではいけないような気がして、でも、休みたかったので、「午前中病院に行きます」と、ウソをついて午前中は休みました。もちろん、午後はちゃんと行きますけど。との言葉も添えて。

そして午後。留守録に「出勤前に一度電話を欲しい」とあったので、まさか、クビ???、と思ったのですが…。まあ、今日は出ちゃったし、しかも、会議にも出ちゃったし、どうしよう?…と思いつつ折り返し電話をしてみると、
「クビな事はないですので安心してください。相手の会社さん、お仕事メンバーに、性同一性障害のことを伝えました。まあ、個人的な事なので、あと、初めてのことなので対応をどうしたらいいのかわからなかったので、もう大丈夫です」と。
良い言い方をすると、私が女性として認められたみたいです。もっとも、女性として、じゃなくて、「性同一性障害」として認められた、のですが…。
あとは、ずっと上着を着ていることも、しなくてもよさそうです。個人的にはまあ、あれからずっと上着を着ていますが…。

でもって、担当者さんに強く言っておいたのですが、戸籍の性別を強要すると、最悪辞めちゃうかもしれない。でも、望みの性別で過ごせると、やる気倍増になりますよ、と。これが効いたのかも(笑)。
この電話を受けて、よし、がんばろって思いました。また、私の悩みもスッキリしたので、ここ数日、朗らかにお仕事がんばっています(多少、オーバーヒート気味かもしれないけど)。

ま、あとは、私の頑張り次第かな。
一応、最初はお試し期間という感じでの契約なので、今回のごたごたが原因で契約更新されず、ハイさよなら、ってなってしまうかもしれないけど。

それにしても、うちの会社の担当者さんにも話したんだけど…
お仕事がなくて、派遣会社をやけくそに登録しまくった時期があったけど、どこも結局、「戸籍の性別で登録」なんだよね…。でもって登録会に、メイクして、女性らしいひらひらの服で行ったので、その場で写真を撮られる会社の場合は、写真に写っているのは、女性(だと思う)、と。それで、こりゃなんだ?、ヤバいからやめておこう、と。
就職活動もそう。職安の方には、「性別女性、でもって性同一性障害です」と伝えてくださいって言ってあるのですが、電話口で必ず、「何もしなくてもいいですよね?」って聞かれます。その後履歴書で「性同一性障害ですが望みの性別で…」なんて書くと、こちらも、厄介だからじゃあ、辞めておこう、と。
まあ、車一台買えるお金を貯めて、性別変更手術(性転換手術)を受けて、でもって、女性の戸籍を獲得してからじゃないと、そのあたりはダメじゃないかなって思う。
もっとも、戸籍さえ変えたら、性同一性障害なんてことは言わず、堂々と女性ですって言い張ります、というか、当たり前に女性ですって言えるんだけど。それまでの道のりがなぁ…(;o;)。
(他にも「手」と言えば、それこそ「女性です」と大ウソをつくか。まあ、こちらは、バレてからが厄介なんですけど。バレないかヒヤヒヤものだし。)

でもね…。もう、完全に女性として一人暮らしをしているので、「男性」生活には戻りたくないって思うし。まあ、お仕事紹介で、「性別:男」っていうのを見るのも嫌だし。
その反面実は、職場のトイレは別の階の男性用を使うという、小心者(笑)
(もちろん、座ってします。でもってさすがに、緊急のお話のあった日は、別の階の女子トイレを使いましたがw)

まあ、その点、うちの担当者さんもかなり心配されているのはよくわかる。
仕事の担当者さんに限らず、「髪切りなさい」と怒ってくる親も、「こんな兄じゃ、子供たちに会わせられない」って妹や、女性声で電話に出て、「僕はこういうの、嫌なんですよね」ってうちの親にほざいた妹の旦那、といい…。

親は、「次へ次へ進んで行ってしまうから、ホルモン投与を受けることは反対。」と言っていたかな。

うーん…(=_=)

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